生産資材課 東奈々美さん
北海道のほぼ真ん中に位置する沼田町・秩父別町・妹背牛町の、3町を結ぶJA北いぶきは、地域の農業者を支える強い味方。
JAバンクでおなじみの金融共済事業のほか、営農販売事業、購買施設事業の主に3つの事業をおこなっています。
今回は沼田町に事務所がある沼田支所・生産資材課のお二人にお話しをうかがいました。
はじめに笑顔で迎えてくれたのは、高校新卒者として入組し現在5年目の東奈々美さん。
同じJA北いぶき管内にある妹背牛町出身の東さんは、地元に貢献できる仕事がしたいと思っていたところ、学校の先生のすすめでJA北いぶきへの入組を決めます。
「実家が農家をしていたこともあり、JAは地域の農家さんにとって大切な役割をしているということは知っていましたが、仕事内容は正直ピンときていなくて・・・。金融の窓口になるのかなぁと思っていました」
と話す東さんは、現在来客応対、電話応対のほか、店頭の商品説明や在庫管理、仕入れも担当しているそう。
「店頭では農家さんが作物を作る際に必要な、肥料や農薬、除草剤を担当しているのですが、お客様から寄せられる様々な質問に的確に答えるため、日々勉強をしています。農家さんの真剣な思いに、私も応えたいじゃないですか!」
と、目を輝かせながら語る東さん。
農薬や肥料は毎年新しい商品が出るほか、作物と肥料の相性や、組み合わせの有効性など、かなり専門的な知識を求められることが多いことから、自分自身で勉強するほか、JAとしても肥料や農薬の工場見学を行うなど、農家さんが求める情報を届けられるよう組合をあげて尽力しているのです。